金融機関コード:1391

理事長メッセージ

ご挨拶

ご挨拶

皆さまには、日頃から松本信用金庫に格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
当金庫に対するご理解をより一層深めていただくため、本年もディスクロージャー誌「しんきんレポート2025/松本信用金庫の現況」を作成いたしました。当金庫の経営方針や最近の業績に加え、各種戦略への取り組みなどをまとめておりますので、ご高覧のうえ、ご理解を賜れば幸いに存じます。
さて、令和6年度の日本経済は長らく続いたデフレからの脱却に向けた動きが進展し、民間主導による成長型経済の移行が着実に進み、企業収益の改善を背景に、賃金引上げや設備投資の増加といった前向きな動きが見られ、全体としては緩やかな回復基調を維持しました。
一方で、中小企業を取り巻く経営環境は、物価や賃金水準の高止まりなどを背景に依然と厳しく、事業者が抱える経営課題はますます多様化しています。とりわけ、少子高齢化の進展に伴う労働力確保の問題は深刻化しており、企業経営に大きな影響を及ぼしています。家計面では所得環境の改善がみられるものの、足元の物価高騰が個人消費の足かせとなり、内需の力強さに欠ける状況が続いています。
次に、信用金庫を取り巻く金融環境をみますと、日本銀行が歴史的なマイナス金利政策を解除し、金融正常化への一歩を踏み出したことにより、企業の資金調達環境や為替相場に一定の影響を与えました。加えて、米国の金融政策の動向や中東・ウクライナ情勢をはじめとする地政学的リスクが金融市場に変動をもたらし、先行き不透明な環境が続いています。
こうした内外の環境が大きく変化する中、当金庫では将来ビジョンである、For Your Future~地域の未来のために~というスローガンの下、地域の発展・活性化に向けた取り組みを積み重ねてまいりました。
その結果、おかげさまで7億66百万円の当期純利益を計上することができ、健全性の指標である自己資本比率も国内基準を大幅に上回る13.9%を確保することが出来ました。
今後も「もっと身近な金融機関として質の高い金融サービスの提供に努め、お客さまや地域経済の発展に貢献する」という経営理念の実現に向け、役職員一丸となって取り組んでまいります。
今後とも一層のご理解とご支援を賜りますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。

令和7年7月

松本信用金庫 理事長 鶴見 明夫