金融機関コード:1391

理事長メッセージ

ご挨拶

ご挨拶

皆さまには、日頃から松本信用金庫に格別のお引き立てを賜り、厚く御礼申し上げます。
当金庫に対するご理解をより一層深めていただくため、本年もディスクロージャー誌「しんきんレポート2026/松本信用金庫の現況」を作成いたしました。当金庫の経営方針や最近の業績に加え、各種戦略への取組みなどをまとめておりますので、ご高覧のうえ、ご理解を賜れば幸いに存じます。
さて、令和7年度の日本経済は、雇用環境の改善や、デジタル化・省力化に向けた設備投資に支えられ、緩やかな回復基調で推移しましたが、海外景気の減速や米国通商政策の変化に伴う輸出への影響など、外需の不透明感は一段と強まりました。また、国内では断続的な物価高騰が続いており、長年続いた低金利環境からの脱却が進むなかで、経済全体が大きな構造的転換点を迎えた一年となりました。
中小企業においては、原材料費や人件費の高騰分を価格転嫁しきれず、収益確保に苦慮する厳しい経営環境にあります。一方、家計では一部で賃上げによる所得改善の動きが見られるものの、それを上回る物価上昇が生活を圧迫しており、消費行動に慎重な姿勢が見られます。
また、当金庫を取り巻く金融環境においては、利上げ局面への転換により利鞘が改善される一方、市場金利の変動に応じた高度な資産負債管理が求められています。また、本年1月には地元県内地銀合併による再編により、従来からの競争環境が大きく変化する年となりました。
このような内外の環境が大きく変化するなか、当金庫は「もっと身近な金融機関として質の高い金融サービスの提供に努め、お客さまや地域経済の発展に貢献する」という経営理念を掲げ、「預貸金シェアの拡大」・「収益の安定確保」・「コンプライアンスの徹底」の3つの基本方針に従い、各種施策に取組んでまいりました。
その結果、おかげさまで預金・貸出金ともに前年を上回る実績となり、6億84百万円の当期純利益を計上することができました。また、自己資本比率は13.28%を確保することができ、引き続き健全性を維持しております。
これも偏に皆さまの長年にわたるご愛顧・ご支援の賜物と深く感謝申し上げます。
今後におきましても、地域経済の発展に貢献する金融機関としての役割を果たすべく、経営基盤の強化とお客様サービスの向上に努めてまいります。
今後とも変わらぬご支援と一層のご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

令和8年7月

松本信用金庫 理事長 鶴見 明夫